魚をとっただけなのに犯罪に!?

2016/11/10

『子供と一緒に実家のある田舎へ帰省して、池で魚捕りをしました。
子供が「この魚、格好良いからお家で飼いたい!!」と言います。鯛みたいな形をしていて縞模様もあり、確かに少し格好良いです。
それを許可すると「こっちの魚も飼いたい!!」と、お尻に黒い模様が入っているメダカみたいな魚を指さしました。
どちらも気に入ったので、別々のバケツに入れて家に持って帰ることにしました。』


……ちょっと待って下さい、ソレ、犯罪です!

その魚の名前はブルーギルとカダヤシ。有名なブラックバスと同様に、外来生物法(『特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律』とも呼ばれます)で飼育や生きたままの輸送が規制されている外来魚です。

たった数匹の魚でしょ? と思うかもしれませんが、個人の場合では、無許可で飼育していると"懲役1年以下もしくは100万円以下の罰金"になります。(法人は、もっと罰則が重くなります)

このように、自然の中にいる生き物でも"採集や飼育、生きたままの移動が禁止されている生物"がいます。もちろん、天然記念物や種の保存法(『絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律』)で保護されている生き物は、許可なく採集や飼育をすること自体が禁止されています。

自然の中で生き物を捕まえる時には、マナーを守るだけでなく、ちょこっとだけ法律知識も頭のすみに入れていていると安心です。